原因: 朝の口臭 悪玉菌と歯周病 高たんぱく・低炭水化物 くさい食品・アルコール・喫煙 深刻な病気
対策:口内フローラ 歯ブラシ 歯間ブラシ 舌磨き 水分補給 食品 歯科の受診
- 【口臭の原因と対策】口臭を消すやり方・手順
- 口臭の原因と対策 朝の口臭がくさい原因
- 口臭の原因と対策 厄介な悪玉菌と歯周病
- 口臭の原因と対策 高たんぱく、低炭水化物
- 口臭の原因と対策 くさい食品、喫煙、アルコール
- 口臭の原因と対策 深刻な病気によるもの
- 口臭の原因と対策 口臭を消す方法・やり方
- 口臭を消す対策方法・やり方 口内フローラを整える
- 口臭を消す対策方法・やり方 毎日、1日2回、歯を磨きます。
- 口臭を消す対策方法・やり方 デンタルフロス(歯間ブラシ)
- 口臭を消す対策方法・やり方 舌磨き
- 口臭を消す対策方法・やり方 水分を補給する
- 口臭を消す対策方法・やり方 においの強烈な食品を避ける
- 口臭を消す対策方法・やり方 半年に1回の歯科受診
【口臭の原因と対策】口臭を消すやり方・手順
口臭の原因は、あなたが食べる食品や、あなたの口内に住んでいる細菌(口内細菌)の働きによって、口の中から発生しています。
私たちの口内には、善玉菌および悪玉菌でいっぱいで、口内細菌叢(口内フローラ)と呼ばれています。あなたの口内細菌は、歯磨きまたはデンタルフロスでも取り切れない食べかすを食べることで生きています。
そして、口内細菌がこれらの食べかすを分解するときに、悪臭を放つガスが放出されます。(※これが、口臭の原因となります。)
また、その他の口臭の原因としては、あなた自身の健康状態、または生活習慣の乱れが口臭の原因となる可能性があり、定期的に適切な歯科治療をうけることで改善される可能性があります。
口臭の原因と対策 朝の口臭がくさい原因
口臭は、唾液の量が減少することによってひきおこされます。唾液は、消化に重要な役割をはたし、口の中から臭いの原因となる粒子を除去するのに役立ちます。
朝起きたときに口がくさいのは、夜眠っている間には減少することによって引き起こされます。口が渇くことで、死んだ細胞が舌の上と頬の内側に付着し、口内細菌はこれらの細胞を食べることで、悪臭を放つガスを排出します。
口臭の原因と対策 厄介な悪玉菌と歯周病
歯周病、または歯周炎は、口臭の原因となる可能性があります。歯周病の原因は、歯から十分に除去されていないプラークの中で悪玉菌が繁殖することによっておこる炎症反応です。
歯周にプラークが溜まる原因は、歯磨きとフロスが不十分であることです。歯科治療をうけることで、形成されてしまった歯周プラークを除去することができます。
歯周プラークは、口内細菌の貯蔵庫のような働きをしています。これらの細菌は、口の中のほかの部分、特に舌苔に移動する可能性があり、主な口臭の原因となります。
口臭の原因と対策 高たんぱく、低炭水化物
高たんぱくで低炭水化物な食事をおこなうことで、炭水化物ではなく脂肪をエネルギーとして燃焼させる、ケトーシス(高ケトン血症)を引き起こす可能性があります。
ケトーシス(高ケトン血症)は、脂肪を主なエネルギー源としているときに現れる症状です。低炭水化物の食事以外にも、ダイエットなどによる絶食によってもケトーシスになる可能性があります。
血中の高レベルなケトンがケトーシスの特徴であり、細胞ではケトンをエネルギー源として使用することができますが、これによりマニュキュア液やアセトンのような微妙な甘い匂いの口臭が発生することがあります。
口臭の原因と対策 くさい食品、喫煙、アルコール
ニンニク、玉ねぎ、魚、コーヒー、などは、明らかに口臭の原因となります。また、アルコールが口臭の原因となる理由は、においの原因となる細菌を洗い流すために必要な唾液の量を減らすためです。
これらの食品を食べた後には、定期的に水を飲む、無糖のガムをかむ、魚料理にはレモンを絞る、などの対策をすることで、食べ物のにおいを減らすことができます。
喫煙は、煙の臭いが肺に残ることにより、タバコを吸い終わったあとでも、口臭がタバコくさくなる原因となります。
また、タバコは口内を乾燥させるため、歯周病や虫歯の原因となります。
また、抗ヒスタミン薬、鎮静薬、アンフェタミン、抗うつ薬、利尿薬、うっ血除去薬、抗コリン薬、などの向精神薬は、口内を乾燥させることで口臭の原因となります。
口臭の原因と対策 深刻な病気によるもの
口臭は、より深刻な病気の兆候であることがあるため、注意が必要です。
糖尿病患者のケトーシス(前述)では、マニュキュアのようなフルーティなアセトン系の口臭がするかもしれません。
胃食道逆流症では、部分的に消化された食品が食道に逆流するか、胃の中に食べ物がながくとどまることで、口臭の原因となります。
慢性腎不全では、毒素が肺から排出されることで、アンモニアのような口臭がでることがあります。
口臭の原因と対策 口臭を消す方法・やり方
口臭を消す方法・やり方は、下記のとおりです。
- 口内フローラ(口内細菌叢)を整える。
- 歯磨きとフロスを、毎日1日2回。
- マウスウォッシュ
- 水分を補給して、口内の乾燥を防ぐ。
- タバコを吸わない。
- 半年ごとに歯科医を受診する。
口臭を消す対策方法・やり方 口内フローラを整える
口臭の根本原因である口内フローラ(口内細菌叢)の状態をととのえることで、あなたの口臭を消すことができます。
最新の研究によると、口臭を発生させるほとんどの原因は、口内の細菌(悪玉菌)がタンパク質を分解することで発生するガスの影響である事が分かっています。
研究によると、ヒトの母乳由来の善玉菌の1つであるL-ロイテリ菌を摂取することにより、口内の虫歯菌(ミュータンス菌)の抑制、および歯周炎の緩和、口臭の原因菌の抑制などの効果があることがわかっています。
L-ロイテリ菌のサプリメントを摂取することで、口臭を発生する原因菌が増えることを抑制し、虫歯菌(ミュータンス菌)の発生を抑え、歯周炎を改善することができます。
L-ロイテリ菌は、良好な口内細菌叢(口内フローラ)を維持し、口臭の根本原因を消すとともに、歯周炎と虫歯を抑えるのに役立ちます。
口臭を消す対策方法・やり方 毎日、1日2回、歯を磨きます。
口臭を消すためには、少なくとも1日に2回はを磨きます。
歯ブラシが届きにくい部分にまで届くように、少なくとも2分間以上ブラッシングをする必要があります。歯の生え際の根本には、特に注意して歯を磨いてください。歯周プラークを除去するためには、電動歯ブラシが効果的です。
歯を磨くのに最適なタイミングは、食事のあとすぐです。食後すぐに歯磨きをすることで、虫歯や口臭の原因となる悪玉菌を減らすことができます。
ただし、酸性の食べ物や飲み物(特に炭酸飲料やフルーツジュース)は、歯の表面のエナメル質を柔らかくする性質があり、食後すぐに歯ブラシをするとエナメル質を削ってしまう可能性があります。
この場合は、食後30分間の時間をおいて、エナメル質が固まるのをまつのが最善です。
口臭を消す対策方法・やり方 デンタルフロス(歯間ブラシ)
あなたは、毎日デンタルフロス(歯間ブラシ)を使いますか?
歯磨きのあとに、デンタルフロス(歯間ブラシ)をつかうことで、歯ブラシの届かない部分をきれいにして、歯と歯の間に隙間をつくることができます。また、歯間ブラシによる歯ぐきへの刺激も効果があります。
歯間ブラシをする回数は、1日2回が理想的ですが、1日1回でもOKです。
口臭を消す対策方法・やり方 舌磨き
やわらかい歯ブラシ、または舌磨き用のブラシを使って、増えすぎた舌苔を取り除きます。舌磨きの回数は、1日1回おこなうのが最適です。
また、歯磨き、フロス、舌磨きをした後に、マウスウォッシュを使うことで、口臭を予防することができます。
口臭を消す対策方法・やり方 水分を補給する
水分、特に水をたくさん飲むことで、唾液が出やすくなります。食後に水を飲むことで、口内のたべかすを洗い流すことができます。また、食後に無糖のガムや無糖のアメをなめることで、唾液の量が増えて歯垢の付着をふせぎます。
口臭を消す対策方法・やり方 においの強烈な食品を避ける
ニンニク、玉ねぎ、魚、コーヒー、キムチなどの食べ物は、明らかに食後の口臭を臭くする原因となります。
これらの、においの強烈な食品を食べた後には、すぐに歯磨きとマウスウォッシュをすることで、口臭をやわらげることができます。
逆に、息のにおいを改善することができる食品には、リンゴ、ハーブ、しょうが、メロン、シナモン、緑茶、などがあります。
口臭を消す対策方法・やり方 半年に1回の歯科受診
歯の検査と清掃のために、半年おきに1回、歯科を受診することができます。半年に1回の歯科受診により、歯周炎の予防、虫歯の予防、その他の口腔問題の予防に役立ちます。
口臭を消すL-ロイテリ菌
L-ロイテリ菌は口臭を発生する原因菌となる悪玉菌の発生を抑制するとともに、虫歯菌(ミュータンス菌)の増殖を抑え、歯周病を改善する効果があります。
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