高麗人参といえば、中国でも2000年以上の古くから利用されている「漢方薬の王様」です。
数ある漢方薬の中でもとりわけ希少性が高く、疲労回復や滋養強壮、冷え性の改善など、幅広い症状の改善に役立つといわれています。
「高麗人参は体に良い」とよく聞きます。
では、高麗人参にはどんな効果・効能があるのでしょうか?
もくじ
高麗人参(朝鮮人参)とは?
高麗人参(朝鮮人参)は、ウコギ科に属する多年草。
おおむね3年~6年まで成長させたものを、漢方薬として利用しています。
人参という名前がついていますが、オレンジ色の”人参(キャロット)”とは全くの別物です。
高麗人参には、別名がたくさん!
高麗人参(こうらいにんじん)には、たくさんの別名があります。
- 高麗人参(こうらいにんじん)
- 朝鮮人参(ちょうせんにんじん)
- 御種人参(おたねにんじん)
- 高麗紅参(こうらいこうじん)
- など…。
これらは呼び方が違うだけで、
すべてが同じ「高麗人参」を呼びあらわしています。
高麗人参(朝鮮人参)の有効成分
これらの有効成分は、高麗人参(朝鮮人参)と、おなじウコギ科の亜種の人参(田七人参やアメリカ人参)だけが持つ、独自成分です。
フィジカルとメンタルに強い影響力!
「漢方薬の王様」と呼ばれるほど、高麗人参(朝鮮人参)に含まれる有効成分の【ジントニン】および【ジンセノサイド】の効果は強力であり、幅広い症状に対して効果・効能を示します。
高麗人参の効果・効能
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ほかにも、高麗人参(朝鮮人参)には、【鉄分・ナトリウム・カルシウム・リン・マグネシウム・マンガン】などのミネラル成分が豊富にふくまれています。
高麗人参(朝鮮人参)の効果・効能
高麗人参(朝鮮人参)の効果・効能をくわしく解説すると、下記のとおりです。
1.滋養強壮、および疲労回復
滋養強壮というのは、2つの言葉の組み合わせです。
高麗人参に含まれる【ジンセノサイド】および【ジントニン】【アルギニン】には、血行を促進して、細胞へのエネルギー取り込みを促すはたらきがあります。
これにより、滋養強壮・疲労回復の効果・効能が期待できます。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【有効成分】により、滋養強壮・疲労回復の効果が期待できます。 |
2.免疫力の向上
高麗人参に含まれる【ジンセノサイド】が、免疫機能をつかさどるナチュラルキラー細胞を刺激します。これにより、免疫細胞のはたらきを活発化して免疫力が高める効果があります。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【人参サポニン】が免疫細胞を刺激することにより、免疫力が高まり、かぜやインフルエンザなどの病気に罹りにくくなります。 |
3.血流の改善
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【有効成分】には、血液中のコレステロールや中性脂肪を分解して、排せつする作用があります。
余分な脂質が少なくなることで血液がサラサラとした状態になり、血流を改善する効果・効能が期待できます。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【有効成分】が血液をサラサラにすることにより、血流の改善、血栓ができにくくなる、冷え性などに効果が期待できます。 |
4.肝機能の低下を防ぐ
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【人参サポニン】には、コレステロールや中性脂肪が酸化されてできる過酸化脂質を抑制する効果があります。
これにより、肝臓に脂肪が蓄積する脂肪肝になることを防ぎ、肝機能の低下を防ぐことが期待できます。
※ただし、過剰に摂取すると余計に肝臓に負担をかける可能性がありますので、用法・容量には十分にご注意ください。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【人参サポニン】が過酸化脂質の生成を抑えることにより、肝臓の機能低下をふせぐ効果があります。 |
5.血糖値の改善
高麗人参に含まれる【有効成分】により、すい臓のインスリン分泌を刺激して、血糖値を一定に保つ効果があることがわかっています。
一方的に血糖値を下げるのではなく、血糖値が高すぎるなら血糖値を下げ、血糖値が低すぎるなら血糖値を上げるように作用すると言われています。
研究によると、とくに高麗紅参(こうらいこうじん)において、2型糖尿病の予防に役立つことが報告されています。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【有効成分】が血糖値を一定に保つことで、2型糖尿病の予防などの効果が期待できます。 |
6.勃起不全(ED)の改善
高麗人参に含まれる【有効成分】には強力な抗酸化のはたらきがあり、ペニスの筋肉を弛緩させ、一酸化窒素(NO)の分泌を促進することにより、勃起不全(ED)の改善に効果があると考えられています。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【有効成分】がペニスの血流を促すことにより、勃起不全(ED)の改善に効果が期待されています。 |
7.脳機能の向上
高麗人参に含まれる【ジントニン】および【ジンセノサイド】には、強力な抗酸化作用があり、血流をサラサラにする効果があります。
研究によると、高麗人参(朝鮮人参)により脳への血流が改善されることで、認知機能などの脳機能が向上することがわかっています。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【ジンセノサイド】および【ジントニン】が血液をサラサラにすることにより、脳機能の向上などの効果・効能が期待できます。 |
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高麗人参(朝鮮人参)の種類
おなじ高麗人参(朝鮮人参)の種類でも、加工によってそれぞれ呼び方が異なります。
高麗人参(朝鮮人参)の種類 水参(すいじん):畑から採れた高麗人参を水洗いして、そのままの生の状態のものを、水参(すいじん、すいさん)と呼びます。 白参(はくじん):水参をそのまま、または皮をむいてから乾燥させて、水分量を12%以下にしたもの。 紅参(こうじん):水参をそのまま、蒸気で蒸したあとに紅色になるまで乾燥させて、水分量を14%以下にしたもの。 |
1.水参(すいじん、すいさん)
水参は水分量がおおく、80%以上を含んでいるため、長期保存には向きません。そのまますりおろして食べたり、参鶏湯(サムゲダン)などの料理で使用されます。
2.白参(はくじん、はくさん)
水参を、水分量12%以下まで乾燥させたもの。
乾燥させることで、1年~3年ほど保存できるようになり、おもに漢方薬やお茶の材料として利用されています。
白参(はくじん)では4年根が使われることが多く、紅参(こうじん)と比べると【ジンセノサイド】の量が少ないです。
3.紅参(こうじん、べにさん)
水参(すいさん)の皮をむかずにそのまま、蒸してから乾燥させたもの。
蒸してから乾燥することで、有効成分【ジンセノサイド】が増加します。また、蒸すことで色が赤っぽくなります。そして、
紅参(こうじん)は、高麗人参の中でも最もおおくの有効成分を含有しており、貴重な上級品として扱われています。
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高麗人参(朝鮮人参)の副作用は?
高麗人参(朝鮮人参)は古くから漢方薬として利用されてきた歴史があり、短期間の使用では、高い安全性があります。
ただし、長期間の継続的な使用では副作用を及ぼすことがあります。
1.摂りすぎによるデメリット
高麗人参(朝鮮人参)は摂りすぎると、【頭痛、睡眠障害、下痢】などの症状を及ぼすことが報告されています。
また、高麗人参(朝鮮人参)は、血糖値や血圧に影響をあたえる可能性があるため、【糖尿病】または【高血圧】の人は、かかりつけの医師、または薬剤師に相談してください。
※また、幼児、小児、および妊婦に対する高麗人参(朝鮮人参)の使用は推奨されていません。
2.薬物との相互作用
高麗人参(朝鮮人参)と薬物の相互作用のリスクは低いと考えられますが、血液凝固剤のワルファリンなど、特定の薬物と相互作用を及ぼす可能性があります。
高麗人参を使うまえに、かかりつけの医師、または薬剤師にご相談ください。
高麗人参(朝鮮人参)の栽培
高麗人参(朝鮮人参)は、ウコギ科ニンジン属の多年草であり、4年~6年かけて栽培されています。
高麗人参は土壌づくりから始まり、日よけや風通しの調整、雑草除去など、非常に手間ひまがかかります。
さらに、高麗人参は高温多湿をきらい、涼しく乾いた気候で、比較的降雪量の少ない環境を好みます。
6年根が一番の高級品!
高麗人参(朝鮮人参)は、種を植え付けてから6年もの歳月をかけて栽培されます。
高麗人参(朝鮮人参)が畑の栄養を吸いつくし、その後20年は、同じ畑では収穫ができないと言われています。
また、7年目以上栽培を続けると、表皮が固くなり、【ジンセノサイド】の含有量も少なくなるため、通常は6年目までに収穫を迎えます。
高麗人参(朝鮮人参)の亜種
おなじ、ウコギ科ニンジン属の高麗人参の中でも、下記の種類があります。
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これらの人参はすべて、ウコギ科ニンジン属の亜種であり、学名はギリシャ語で「Panax:全てを癒す」という名前があり、有効成分の【ジンセノサイド】を含んでいます。
高麗人参(朝鮮人参)の亜種ではない人参
高麗人参になぞらえて、俗称で「マカ」を「アンデス人参」と呼ぶことがありますが、これらは「Panax属」の人参ではないため、【ジンセノサイド】を含みません。
※ただし、【アルギニン】【エレウトロサイド】【カンカノシド】など、別の有効成分を豊富に含んでいます。
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これらの人参にも、【抗酸化作用、血管拡張作用、疲労回復・滋養強壮、免疫力の向上】など、多くの効果が期待できます。
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高麗人参(朝鮮人参)はこんな方におすすめ!
強力な抗酸化作用をもち、滋養強壮に効果のある高麗人参。
その健康効果から、特にこんな方にぴったりです。
ストレスによる疲労・倦怠感のある方
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【人参サポニン】は、自律神経やホルモンバランスを整える働きがあり、疲れにくい体を作ってくれます。
そのため、日常的なストレスによる疲労や倦怠感のある方におすすめです。
ポイント:
特に、高麗人参(朝鮮人参)は精神的なストレスにも効果がありますので、ストレスを抱える現代人にはぴったりですね。 |
肥満やコレステロールが気になる方
高麗人参(朝鮮人参)に含まれている【ジンセノサイド】には、タンパク質と核酸の合成を促進して、代謝機能を高める働きがあります。
また、高麗人参に含まれる【ジンセノサイドRg1】には、体脂肪を燃焼させる作用があります。
さらに、コレステロールの分解と排出を促進する効果があるため、高麗人参(朝鮮人参)は肥満やコレステロールが気になる方に適していると言えるでしょう。
ポイント:
代謝を高め、コレステロールの分解と排出を促進する高麗人参(朝鮮人参)は、肥満やコレステロールが気になる方に適した漢方薬です。 |
冷え性や肩こりが気になる方
高麗人参(朝鮮人参)には、血流改善作用や自律神経のバランスを調節する働きがあり、冷え性や肩こりが気になる方にもおすすめです。
高麗人参(朝鮮人参)の摂取により、副腎皮質ホルモンが分泌され、血流が改善されて冷え性が改善されます。
同じように、高麗人参(朝鮮人参)の摂取による【血流の改善】および【ストレスの緩和】により、肩こりの改善にも効果が期待できます。
ポイント:
血行を促進し、ストレスをやわらげる効果があるため、高麗人参(朝鮮人参)を摂取することにより、冷え性や肩こりが改善することがわかっています。 |
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高麗人参のよくあるQ&A
Q.高麗人参はどのように服用すべきですか?
A.高麗人参は、すぐに効き目のある風邪薬などとは異なり、飲み続けることで全身が改善されるといわれています。ですから、継続的にある程度の期間、継続して服用してみてください。 |
Q.高麗人参はいつ飲むのがいいですか?
A.商品にもよりますが、1日あたり2回~3回の服用が好ましく、服用のタイミングは食間がいちばん適しています。 |
Q.高麗人参は子供でも大丈夫ですか?
A.高麗人参は子供の成長を促進し、脳機能を高める効果が期待できます。15歳以下の場合には体調に合わせて、大人の半分以下を目安に摂取してください。 (※ただし、乳児や幼児、および妊婦に対する安全性は確認されていませんので、ご注意ください。) |
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編集スタッフ たまき リサーチ、コンテンツ作成担当。暇があればパソコンと向き合ってネットサーフィンをしています。インドア派。 |
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