高麗人参(朝鮮人参)といえば、「不老長寿の妙薬」として、古くから利用されてきた歴史がある【漢方薬】です。
現代では、高麗人参(朝鮮人参)の効果が科学的に分析され、その効果・効能が次々と立証されてきています。
では、そんな高麗人参(朝鮮人参)には、
どんな効果・効能があるのでしょうか?
もくじ
高麗人参(朝鮮人参)の効果・効能とは?
高麗人参(朝鮮人参)はウコギ科の多年植物です。
原産地は中国の東北部や、朝鮮半島の山間部、シベリアの山中などで、朝鮮半島にさかえた「高句麗(こうくり)」にちなんで、「高麗人参」と呼ばれるようになりました。
野生では数十年もかかる!神秘の高麗人参
高麗人参(朝鮮人参)は、もともとは深山に自生する、野生の植物でした。しかし、野生に自生する高麗人参(朝鮮人参)はごくわずかで、ある程度の大きさに成長するまでには何十年もかかります。
そのため、野生のものは枯渇し、16世紀には高麗人参(朝鮮人参)の栽培がはじめられています。もちろん、現在流通している高麗人参も、ほとんどは栽培されたものです。
高麗人参のPanax属でも、産地によって形も効能もまったく違います。
もともと、野生の「高麗人参(朝鮮人参)」は、朝鮮半島、中国東北地方、ロシア沿海州の限られた3つの地域だけに自生していました。
しかし、高麗人参(朝鮮人参)の優れた効果・効能が世にひろまったことで、本来の原産地ではない、日本、アメリカ、カナダ、中国などでも人参が発見されるようになりました。
高麗人参(Panax属)の種類
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これらの人参は、高麗人参とおなじPanax属ですが、効果・効能もはっきりとした差があります。
高麗人参(朝鮮人参)の13つの効果・効能とは?
1.関節痛 2.疲労 3.高血圧・低血圧 4.不眠症 5.肩こり 6.腰痛 7.冷え性 8.ストレス 9.便秘 10.脂質異常 11.胃弱 12.自律神経 13.二日酔い
高麗人参(朝鮮人参)の効果・効能を、くわしく解説します。
1.関節痛の予防・改善
じつは、ここ10年で、骨折・関節疾患による寝たきりが急増しています。
日本人の「寝たきり」の原因の第1位は脳卒中ですが、第2位は骨折・関節疾患です。
関節痛の原因とは?
関節痛の原因は、関節の表面の軟骨がすり減ることで、関節周辺の組織が損傷することです。
人間には100以上の関節があり、私たちは関節の動きによって、カラダを曲げる、伸ばす、ねじる、といった複雑な動きができるのです。
しかし、加齢やはげしい運動、おなじ動作のくり返しなどにより、関節の表面をおおう軟骨がすり減ってしまうと、骨と骨が直接ぶつかってしまい、関節周辺の組織が傷つけられて、痛みがでてきます。
高麗人参の効果・効能
関節痛は、関節をおおう軟骨がすり減ることが原因ですが、軟骨には神経や血管が通っていないため、一度すり減ると自ら再生することはできません。
そのため、関節痛を予防・改善するためには、関節に負担をかけないことが大切です。特に歩いたり、走ったりすると、関節に体重の2倍~6倍の負担がかかるので、体重増加には気をつける必要があります。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【ジンセノサイド】は、肥満気味の人の体重を減らし、抗炎症作用によって痛みを軽減し、冷えを改善することにより、関節痛の改善に効果が期待できます。 |
2.疲労の改善
疲労とは、精神的または身体的なストレスにより、下記の症状をひきおこします。
- 刺激にたいする反応が遅くなる。
- 思考力が低下して、散漫になる。
- 動きが鈍く、行動力がなくなる。
- 自律神経が乱れて、落ち込む。
疲労の原因とは?
細菌、疲労のメカニズムについての研究が積極的におこなわれており、下記のメカニズムが提唱されています。
疲労のメカニズム
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高麗人参の効果・効能
高麗人参(朝鮮人参)は、総合的な力で根本から疲労を改善し、予防します。
高麗人参の疲労に対する効果・効能 ①副腎皮質ホルモンによる、ストレスの軽減:高麗人参(朝鮮人参)は、脳の下垂体にはたらきかけて、元気の素となる副腎皮質ホルモンの分泌をうながします。これにより、疲れている臓器にたいして積極的に疲労回復をうながし、ストレスを軽減します。 ②胃腸を元気にし、食欲を増進する:消費したエネルギーを補給するには、胃腸を元気にして、栄養分を吸収することが大切です。高麗人参(朝鮮人参)は、自律神経のバランスをととのえることにより、胃液の分泌を正常化します。さらに、便秘の解消により胃腸を元気にして、食欲を増進するはたらきがあります。 ③肝臓や腎臓のはたらきを強化する:肝臓や腎臓が正常にはたらくことにより、体内の老廃物を捨て、あらたな栄養素を行きわたせることができます。高麗人参(朝鮮人参)には、これらの機能を改善する効果が期待できます。 ④造血作用と、血液をサラサラにする:高麗人参に含まれるジンセノサイド(人参サポニン)には、赤血球を増やすはたらきや、血小板の凝集をおさえることで血液をサラサラにするはたらきがあります。これにより、カラダの隅々まで栄養をとどけることができます。 |
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)は、総合的にはたらきかけて、ホルモン分泌、胃腸、肝臓や腎臓、血流などを改善することにより、疲労を回復する効果が期待できます。 |
3.高血圧および低血圧の改善
厚生労働省の統計によると、日本人の死因の第1位はがん、第2位は心疾患、第3位は脳血管疾患とされています。
その心疾患や脳血管疾患の原因となるのが「高血圧」です。
とくに、このような高血圧の症状を調査すると、多くの場合には動脈硬化により血圧が上昇していたり、血管壁の損傷から血栓があることがわかっています。
高血圧および低血圧の原因とは?
日本における高血圧の原因の90%は、原因がはっきりとわからない「本態性高血圧症」です。本態性高血圧症を分析すると、以下の複合的な原因が関与していることがわかります。
高血圧の原因
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高麗人参の効果・効能
高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】には、下記のはたらきにより、高血圧を改善する効果が期待できます。
高麗人参の効果・効能 ①自律神経をととのえる:高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】が自律神経をととのえることにより、交感神経のたかまりによる血圧の上昇をおさえるはたらきがあります。 ②血管を拡張し、血流をよくする:高麗人参(朝鮮人参)には、血管を拡張するはたらきがあり、これにより血流が良くなる効果が期待できます。 ③血小板の凝集をおさえ、血液をサラサラにする:高麗人参(朝鮮人参)は、血小板の過剰な凝集をおさえることにより、血液を粘性を低下するはたらきがあります。 |
さらに、高麗人参(朝鮮人参)は、高血圧を改善するだけでなく、緊張している副交感神経をやわらげ、自律神経をととのえることにより、低血圧を改善するはたらきもあります。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)は、自律神経をととのえ、血管を拡張し、血液をサラサラにすることにより、高血圧を改善する効果が期待できます。 |
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4.不眠症の改善
厚生労働省の調査によると、睡眠にたいする悩みをかかえている人は、日本人全体の約20%いることがわかりました。
睡眠にたいする悩みの内容は、下記のとおりです。
- 朝起きても、熟睡感がない。
- あさ早く目覚めてしまう
- 夜中になんども目が覚める
- など
不眠症の原因とは?
不眠症の原因は、普段の生活習慣など、とても身近なところに潜んでいます。
不眠症の原因 ①身体的な原因:腰痛や腹痛などの痛み、皮膚のかゆみ、ひどい咳、頻尿などの、身体的な原因により、不眠がひき起こされます。 ②環境によるもの:騒音や部屋の明るさ、旅行先での時差などの影響により、不眠がひき起こされます。 ③ストレスによるもの:精神的および肉体的なストレスにより、悩みやイライラをかかえることにより、不眠がひき起こされます。 ④心の病気:うつ病や精神病などにより、不眠がひき起こされます。 |
高麗人参の効果・効能
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【ジンセノサイド】は、精神や神経を鎮静化し、自律神経をととのえることにより、心地よい眠りに誘います。
高麗人参(朝鮮人参)により、ホルモンバランスがととのえられることで、悩みやイライラの気持ちが穏やかになり、さらに、副交感神経が刺激されることで、不眠を改善するはたらきがあります。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)は、ホルモンバランスを調整し、自律神経をととのえることにより、気持ちを穏やかにすることで、不眠を改善する効果が期待できます。 |
5.肩こりの改善
肩こりは、首筋から肩にかけての筋肉が凝り固まって、不快感や頭痛、しびれ、集中力の低下や憂鬱感をひき起こし、生活の質を低下させてしまいます。
肩こりの原因とは?
肩こりの原因は、精神的な緊張や、不自然な姿勢を長く続けることで、僧帽筋などの筋肉が緊張することにより、血流が悪くなるためです。
血流が悪くなることで酸素やビタミンの欠乏をひき起こし、疲労物質がたまるために、肩のこりや痛みをひき起こします。
高麗人参の効果・効能
高麗人参(朝鮮人参)には、血流を改善し、自律神経をととのえるこちにより、肩こりを改善することができます。
高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】により、NO(一酸化窒素)の合成が増えることで、毛細血管が拡張されて、血流がよくなります。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【ジンセノサイド】は、毛細血管をひろげて、血流をうながし、また副腎皮質ホルモンを分泌して、ストレスを軽減することにより、肩こりを改善する効果が期待できます。 |
6.腰痛の改善
日本国内で腰痛を抱えている人は、1200万人ともいわれており、特に50歳~80歳で約58%以上を占めています。
腰痛の原因とは?
腰痛には、緊張性腰痛(筋筋膜性腰痛)と慢性の腰痛の2種類があります。
緊張性腰痛とは、つねに同じ姿勢をつづけるなど、筋肉に過度なストレスがかかることで、常に交感神経が優位になり、筋肉が緊張します。
すると、腰の筋肉の負担がおおきくなり、腰が痛くなるのです。
高麗人参の効果・効能
高麗人参(朝鮮人参)に含まれるジンセノサイドには、自律神経のバランスを調整するはたらきがあり、交感神経の異常な緊張をやわらげるはたらきがあります。
これにより、筋肉の緊張をやわらげ、腰痛の症状をやわらげる効果が期待できます。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【ジンセノサイド】は、毛細血管をひろげて、血流をうながし、また副腎皮質ホルモンを分泌して、ストレスを軽減することにより、肩こりを改善する効果が期待できます。 |
7.冷え性の改善
冷え性は東洋人におおく、特に日本人の約7割~8割は冷え性だといわれています。冷え性が悪化すると、全身の悪寒や痛み、倦怠感などの深刻な体調不良におちいる可能性もあります。
冷え性の原因とは?
冷え性の原因は、毛細血管が異常に細くなるなどにより、血流が悪くなることによってひき起こされます。肺で酸素をうけとった赤血球は、毛細血管の先までながれてゆき、体の隅々まで酸素を届けます。
しかし、皮下脂肪による圧迫や、精神的なストレスによる自律神経の緊張により、毛細血管が異常に細くなったり、赤血球の変形のしやすさが低くなってしまうと、冷え性の原因となります。
高麗人参の効果・効能
高麗人参(朝鮮人参)は体質を改善することにより、根本的に冷え性の症状を改善します。
高麗人参の効果・効能 自律神経のバランスをととのえ、血流をよくする:高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】には、自律神経のバランスをととのえることで、ストレスによる筋肉の緊張をやわらげ、血流の流れをよくする効果があります。 赤血球の変形能をたかめ、酸素を行きとどかせる:高麗人参(朝鮮人参)には、赤血球の変形能をたかめることで、全身の毛細血管にまで酸素を行きわたらせ、エネルギーを届けるはたらきがあります。 末梢血管をひろげ、血流をよくする:高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】には、末梢血管をひろげて、血流をよくするはたらきがあります。 |
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【ジンセノサイド】には、血流をうながし、毛細血管をひろげることにより、全身に酸素と栄養をとどけるはたらきがあり、冷え性の改善に効果が期待できます。 |
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8.ストレスの緩和
現代は「ストレス社会」といわれています。
適度なストレスは、生活にメリハリをあたえますが、過度なストレスは心身のバランスを崩し、現代病といわれる、高血圧、うつ病、糖尿病、頭痛やめまいなどの原因となります。
ストレスの原因とは?
人は、生きている限り、常に何らかのストレスをうけます。
あるいは、実験によると、まったくストレスのない状態に置かれた人間は、体温調節期のうが低下し、暗示にかかりやすくなり、幻覚や妄想をひき起こすようです。
心のバランスをたもつために、適度なストレスは必要です。
しかし、過度なストレスが継続すると、食欲の低下、イライラや不安感、筋肉の緊張、疲労感、倦怠感などのストレス反応があらわれることになります。
高麗人参の効果・効能
人の体はストレスをうけるとコルチゾールの分泌量が増えますが、抗ストレスホルモンであるコルチゾールが過剰に分泌されると、記憶にかかわりのある脳の海馬を委縮させることがわかっています。
高麗人参(朝鮮人参)のストレスへの有効性は、さまざまな研究により科学的に実証されています。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【ジンセノサイド】には、抑制作用のあるジンセノサイドRb1と、興奮作用のあるジンセノサイドRg1をバランスよく含んでおり、ストレスを緩和する効果が期待できます。 |
9.便秘の解消
便秘とは、「3日以上排便がない状態、または、毎日排便があっても残便感がある時状態」のことであり、特に男女ともに60歳以上では、年齢とともに便秘が増える傾向があります。
便秘の原因とは?
便秘にはおおきく分けて2つの種類があり、下記のとおりです。
便秘の種類 ①器質性便秘:腸に障害がおきて、腸管が狭くなることによる便秘。 ②機能性便秘:腸管の機能低下、または機能障害によって起こる便秘。 |
さらに、便秘の原因としては、
- 水分、食事、または食物繊維の不足
- 運動不足
- 自律神経のみだれ
- ストレス
- ホルモンバランスのみだれ
- 睡眠不足
などが、考えられます。
高麗人参の効果・効能
自律神経は、消化、吸収、排便、などの腸の動きをコントロールしています。
高麗人参(朝鮮人参)のはたらきの一つに、「ストレスをやわらげて、自律神経をととのえる。」という作用があります。これにより、便秘を解消する効果が期待できます。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【ジンセノサイド】には、ストレスを緩和し、自律神経をととのえ、腸内環境をととのえることにより、便秘を改善する効果が期待できます。 |
10.脂質異常症の改善
脂質異常症とは、血液中にふくまれる脂質が異常にたかい(高脂血症)または、低くなる状態です。
血液中のコレステロール値が異常にたかくなると、血液がドロドロの状態になり、そのまま放っておくと、動脈硬化の原因となります。
しかし、厄介なことに、脂質異常症には、自覚症状がほとんどありません。
脂質異常症(高脂血症)の原因とは?
脂質異常症はとくに、悪玉(LDL)コレステロールが多すぎると、動脈の壁の中にコレステロールが運び込まれて、動脈硬化をひき起こします。
中性脂肪は、それ自体が動脈硬化の原因ではありませんが、中性脂肪が多すぎると善玉(HDL)コレステロールが減少することで、間接的に動脈硬化の原因となります。
高麗人参の効果・効能
高麗人参(朝鮮人参)は、脂質異常症の人の悪玉(LDL)コレステロールと中性脂肪を下げ、善玉(HDL)コレステロールを上昇させることがわかっています。
高麗人参の効果・効能 脂肪の吸収をおさえる:高麗人参(朝鮮人参)にふくまれるジンセノサイドや酸性多糖類は、腸からの脂肪の吸収をおさえる効果があるといわれています。 肝臓へ作用して、脂肪を減らす:高麗人参(朝鮮人参)にふくまれるジンセノサイドが肝臓に作用することで、脂肪の排出をうながし、脂質の合成を阻害するはたらきがあります。 |
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)に含まれる【ジンセノサイド】や酸性多糖類は、腸での脂肪の吸収をおさえ、肝臓での脂肪の合成をおさえ、脂肪の排出をうながすことにより、脂質異常症を改善する効果が期待できます。 |
11.胃弱の改善
胃弱(いじゃく)とは、その名のとおり、胃が弱くなる症状のことで、胃下垂、胃痙攣、胃アトニー、胃炎などがあります。
胃弱になると、胃が重くなる、胃の調子がわるい、食欲がなくなる、などの症状がひき起こされます。
胃弱の原因とは?
胃弱(いじゃく)になる原因は、強いストレスをうけることで、胃液のバランスがくずれて、胃の粘膜が溶かされてしまうことです。
ひどい場合には、胃の筋層まで侵されて、胃壁に穴があき、血を吐くことになります。
高麗人参の効果・効能
高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】は、自律神経をととのえることにより、正常な胃液の分泌をうながすはたらきがあります。
さらに、高麗人参(朝鮮人参)が、精神的なストレスをやわらげることで、胃の粘膜の回復をうながすはたらきがあります。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)は自律神経にはたらきかけることで、正常な胃液の分泌をうながすとともに、精神的なストレスをやわらげることで、胃弱を改善する効果が期待できます。 |
12.自律神経失調症の改善
自律神経というのは、活動する神経といわれる交感神経と、休む神経といわれる副交感神経のことです。
自律神経はいろいろな体の機能(呼吸、血液循環、消化・吸収、排せつ、体温調節)などをつかさどっており、このバランスが崩れることで、さまざまな症状をひき起こします。
自律神経失調症の症状
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自律神経失調症の原因とは?
自律神経失調症の原因は、主にストレスによるもので、下記の原因があります。
自律神経失調症の原因
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ヒトの脳のつくりとして、大脳辺縁系の下には視床下部があり、この視床下部が自律神経をコントロールしてバランスをとっています。
高麗人参の効果・効能
高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる代表的な有効成分である【ジンセノサイド】には、向精神作用があり、自律神経のバランスを調整するはたらきがあります。
これにより、高麗人参(朝鮮人参)はストレスをやわらげ、精神を安定化させることで、自律神経失調症に効果があるといわれています。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】が、ストレスをやわらげ、自律神経のバランスをととのえることにより、自律神経の失調を改善する効果が期待できます。 |
13.二日酔いの防止
アルコールを飲みすぎた次の日には、アルコールが分解されたあとの、アセトアルデヒドが体内にとどまり、分解されずに残っていることにより、二日酔いがひき起こされます。
二日酔いになると、顔が赤くなる、動悸、吐き気、頭痛、などの症状があらわれます。
二日酔いの原因とは?
アルコールを飲みすぎると、肝臓で処理しきれないほど多くのアセトアルデヒドが体内をめぐり、大脳の嘔吐中枢を刺激します。
そしてふたたび、血流にのって肝臓にもどり、処理が追いつかずに、もう一度体内を駆けめぐります。
すべてのアルコールが処理されるまで、このサイクルが繰り返されます。
高麗人参の効果・効能
高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】は、アルコールとアセトアルデヒドの分解をうながし、アルコールに酔いにくくするはたらきがあります。
アルコールは最終的に、水と二酸化炭素になり体外へ排出されるので、アルコールを飲むときに高麗人参を摂取することで、二日酔いが軽減されるといわれています。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】は、アルコールとアセトアルデヒドの分解をうながし、二日酔いを防止する効果が期待できます。 |
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高麗人参(朝鮮人参)の有効成分とは?
高麗人参(朝鮮人参)には、炭水化物、ペプチド、アミノ酸、核酸、ビタミン、ミネラルなども豊富にふくまれていますが、なんといっても最大の特徴は、高麗人参(朝鮮人参)に特有の成分である【ジンセノサイド】です。
ジンセノサイドは、人参サポニンとも呼ばれるサポニンの一種で、約40種類以上が確認されています。
高麗人参(朝鮮人参)の成分表 【ジンセノサイド(人参サポニン)】 ジオール系サポニン:中枢神経に抑制的にはたらきかけ、末梢血管を拡張する。
トリオール系サポニン:中枢神経に興奮的にはたらきかけ、血小板の凝集を抑制する。
オレアノール系サポニン
【ジンセノサイド以外の成分】
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代表的なジンセノサイドとして、ジオール系ではRb1、Rb2、Rc、Rg3などがあり、トリオール系ではRg1、Re、Rg2などがあります。
ジオール系のジンセノサイドのはたらき
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トリオール系のジンセノサイドのはたらき
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高麗人参(朝鮮人参)の種類による違い
おなじ高麗人参(朝鮮人参)でも、加工方法によって含まれる成分と吸収されやすさが変化します。
収穫されたままの、水参(すいじん)
収穫されたままの、そのままの生の高麗人参(朝鮮人参)を、水参(すいさん)と呼びます。
水参にもおおくの有効成分がふくまれていますが、白参や紅参とくらべると糖分と水分がおおく、長期保存には向きません。
高麗人参の産地では、そのまま生で刻んで使ったり、野菜として料理につかわれています。
乾燥させた、白参(はくじん)
水参をそのまま、または皮をむいてから乾燥させたものを、白参(はくじん)と呼びます。
白参は水分量が12%以下まで乾燥させているため、1年~2年の長期保存ができ、漢方薬や、お湯を入れて、高麗人参茶として利用されています。
蒸してから乾燥した、紅参(こうじん)
紅参(こうじん)は、高麗人参(朝鮮人参)を蒸してから、皮をむかずにそのままの状態で、乾燥させたものです。
蒸気で蒸すときに加熱することで、ジンセノサイドの分解がすすみ、有効成分の種類と量が増えます。
水分量は14%以下になるまで乾燥してあるため、1年~2年の長期保存もでき、カチカチに硬くなっています。
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高麗人参(朝鮮人参)の副作用とは?
高麗人参(朝鮮人参)は医薬品ではなく、「毒性のない上薬」といわれるほど、副作用がなく、安全性の高いものです。
ただし、いくら体にいいからといって、飲みすぎは禁物。
高麗人参(朝鮮人参)は、過剰に飲んだからといって効果がでるわけではありません。
高麗人参(朝鮮人参)を飲む注意点は?
高麗人参(朝鮮人参)を飲む注意点は、下記のとおりです。
1.発熱時の服用は避ける:高麗人参(朝鮮人参)は、循環器のはたらきを高める効果があるため、発熱時に高麗人参(朝鮮人参)を飲むと、動悸がはげしくなる恐れがあります。
2.血圧の高い人は要注意:高麗人参(朝鮮人参)を飲んでから運動すると、動悸がはげしくなり、血圧が上がる傾向がありますので、高血圧のばあいには注意が必要です。
3.出血時や、蓄膿症のとき:出血しているときや、蓄膿症でうみが出ているときには、症状が悪化することがあるため、高麗人参(朝鮮人参)の服用は避けてください。
高麗人参(朝鮮人参)はこんな方におすすめ!
副作用がなく、安心して飲んでいただける高麗人参(朝鮮人参)ですが、特にこんな方におすすめです。
日常的なストレスを抱えている方
環境の変化や、人間関係のストレス、過労などによるストレスを抱えていると、ストレスホルモンのコルチゾールが過剰に分泌されてしまいます。
高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】は、副腎皮質にはたらきかけて、コルチゾールの合成を強力におさえるはたらきがあることがわかっています。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】は、副腎皮質細胞にはたらきかけて、コルチゾールの合成をおさえることにより、ストレスの影響をやわらげるはたらきが期待できます。 |
肩こりを抱えている方
肩がこるのは、ストレスによる自律神経のみだれや、筋肉の緊張による血流の不足が、おもな原因となります。
高麗人参(朝鮮人参)を飲むことで、血管が拡張して血流がよくなります。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】は、ストレスをやわらげ、血流をよくすることで、肩こりを改善する効果が期待できます。 |
精神的または肉体的な疲労のある方
高麗人参(朝鮮人参)は、精神的、または肉体的な疲労を抱えている方に、特におすすめです。
高麗人参(朝鮮人参)は、元気の素である副腎皮質ホルモンの分泌をうながし、ストレスをやわらげ、胃腸を元気にし、肝臓や腎臓のはたらきを強化します。
ポイント:
高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】は、副腎皮質ホルモンの分泌をうながし、肝臓や腎臓のはたらきを強化し、ストレスをやわらげることで、疲労を回復させる効果が期待できます。 |
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高麗人参(朝鮮人参)のよくあるQ&A
Q.高麗人参はどのくらいの期間で効果があらわれますか?
A.高麗人参は、すぐに効き目のある風邪薬などとは異なり、飲み続けることで全身が改善されるといわれています。ですから、継続的にある程度の期間、継続して服用してみてください。 |
Q.高麗人参で記憶力がよくなるというのは、本当ですか?
A.高麗人参(朝鮮人参)にふくまれる【ジンセノサイド】には、学習能力と記憶力を向上させるはたらきがあることが、おおくの研究によって確認されています。 ジンセノサイドRg1は中枢神経の神経伝達をととのえ、ジンセノサイドRh2はスコポラミンによる記憶障害を回復し、ジンセノサイドRb1の代謝物はGABAを放出しやすくすることで、記憶・学習の能力をたかめる効果があるといわれています。 |
Q.高麗人参はいつ飲むのがいいですか?
A.商品にもよりますが、1日あたり2回~3回の服用が好ましく、服用のタイミングは食間がいちばん適しています。 |
Q.高麗人参は子供でも大丈夫ですか?
A.高麗人参は子供の成長を促進し、脳機能を高める効果が期待できます。15歳以下の場合には体調に合わせて、大人の半分以下を目安に摂取してください。 (※ただし、乳児や幼児、および妊婦または妊娠中の方は避けてください。) |
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Author Profile
編集スタッフ たまき たまき研究大学のリサーチ、コンテンツ作成担当です。時間があれば情報の調査・研究をおこなっています。 |
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