ハイドロキノンとは? 効果 使い方 購入方法 シミの種類 副作用
ハイドロキノンとは?シミ取りクリームの効果・使い方・副作用
ハイドロキノンとは、皮ふの漂白剤です。
もともと、ハイドロキノンとは、イチゴやブルーベリー、麦芽やコーヒー、紅茶などの天然にも存在する成分で、強い還元作用があることから、写真を現像するために使われていました。
そこで、ハイドロキノンを使って写真の現像作業をしていた人の肌が白くなったことから、ハイドロキノンの美白作用が発見され、皮膚の漂白剤として治療目的で使用されるようになりました。
ハイドロキノンクリームの美白効果
ハイドロキノンは、シミの原因となるメラニン色素の合成を阻害する働きがあり、お肌の美白・漂白効果をもっています。その美白効果は、コウジ酸やアルブチンの数十倍~数百倍以上と言われています。
ハイドロキノンクリームに皮ふの美白・漂白効果がある理由は、下記のとおりです。
ハイドロキノンクリームの効果がある理由
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それぞれ、順番に解説します。
ハイドロキノンクリームの美白効果① メラニンの生成を抑える
ハイドロキノンは、メラニンの合成酵素であるチロシナーゼの阻害薬であり、シミの原因となるメラニン色素(黒色色素)を作らせなくする漂白剤です。
シミの原因となるメラニン色素は、メラノサイト(色素細胞)によって、メラニンの元となる「チロシン」が酸化されることでメラニンに変化していきます。
ハイドロキノンは、このチロシンを酸化させる酵素である「チロシナーゼ」を阻害することでシミの原因となるメラニンの生成を強力に阻害します。
ハイドロキノンクリームの美白効果② メラノサイトの活動を弱める
大多数のシミは、お肌の一番深い層(基底層)にメラニン色素(黒色色素)が沈着しています。この基底層には、メラニンを生成するメラノサイト(色素細胞)と呼ばれる細胞があります。
このメラノサイトの活性を抑制し、メラニンの生成そのものを抑制することが、ハイドロキノンクリームの働きです。
ハイドロキノンクリームの使い方
ハイドロキノンクリームの使い方は、下記のとおりです。
ハイドロキノンクリームの使い方
※顔以外の全身にも使用できます。ヒジやヒザ、くるぶしなど全身の気になる部分に使用することができます。 |
ハイドロキノンクリームは特にシミやニキビ跡の色素沈着、レーザー後の色素沈着に対して効果が高く、非常によく使われています。
ハイドロキノンクリームの購入方法
ハイドロキノンクリームは、下記のリンクから通販で購入できます。
ハイドロキノンクリームの効果 どんなシミに効果があるのか?
ハイドロキノンクリームの効果があるのは、皮ふの浅い部分(基底層から表皮)に、メラニン色素が増殖、または色素沈着している、下記の種類のシミに効果があります。
ハイドロキノンの効果があるシミ
肝斑とは、皮ふにできる色素異常の1つで、そのシミの形状が肝臓と似ていることから、肝斑(かんぱん)と呼ばれています。女性ホルモンのバランスなどが原因と考えられており、レーザー治療では治らずに色素が沈着してしまうことがあるので、主にハイドロキノン などの外用薬が使われています。 肝斑は紫外線に反応しやすいため日常的に紫外線を避ける必要があります。
雀卵斑(じゃくらんはん)とは、皮ふにできる色素班(しみ)の1つです。文字通り雀の卵(卵殻)の模様に色や形が似ていることから名づけられました。 一般にそばかすと呼ばれています。紫外線を浴び続けていると色が濃くなったり、数が増えたりします。
炎症後色素沈着は、ニキビや傷、虫刺されなどの炎症が起きた後にシミになって色素沈着したものです。ほかに、アトピー性皮膚炎の色素沈着にもハイドロキノンが使われることがあります。
日光黒子は、皮ふが浴びてきた紫外線の積み重ねによってできる一般的なシミです。年齢を重ねるにつれて濃くなる傾向があります。 |
ピーリングやレーザーとハイドロキノンクリームを併用すると、さらに効果的です。
ハイドロキノンクリームの副作用
ハイドロキノンクリームの副作用は、下記のとおりです。
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また、ハイドロキノンクリームを高濃度に大量に使用し、無防備に日光を浴びた場合んどに色素沈着がおこった例がありますので、必ずUVケアを併用してください。
ハイドロキノンクリームの注意点
白斑になることはありますか?
5%程度のハイドロキノンクリームでは、白く色が抜ける(白斑)は報告されていません。ハイドロキノンの作用は可逆性です。
ハイドロキノンの注意点
- お肌に傷、はれもの、しっしん、かぶれのある時には使用できません、
- ハイドロキノンの使用中に、かゆみ、赤み、刺激等の異常がでた場合には、使用を中止して医師に相談してください。
- アレルギーや刺激があらわれることがありますので、使用前に肘の内側などでパッチテストをお勧めします。
ハイドロキノンクリームの効果と使い方 まとめ
ハイドロキノンはイチゴや、麦芽、コーヒーなどの天然にも存在する成分で、強い還元作用があります。
ハイドロキノンは、シミやそばかすの原因となるメラニン色素の合成を阻害する働きがあり、お肌の美白・漂白効果があります。
ハイドロキノンクリームは、下記のリンクから購入できます。
※初回のみ限定、¥999円での購入が可能です。
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