呪術とは何か?
呪術の種類と分類・やり方
必読|具体例あり
どうもこんにちは。「たまき」です。
呪術とは何かが知りたいですか?
このページでは「呪術とは何か?呪術の種類と使い方」をわかりやすく解説していきます。
▼呪術とは何か?種類と使い方を解説
- 1.呪術とは何か?
- 2.呪術の種類|呪いと祈り
- 3.呪術の分類|妖術と邪術
- 4.呪術の使い方とは?
それぞれ順番に、解説します。
1.呪術とは何か?
呪術(じゅじゅつ)とは何か?と言えば、次のとおり。
▼呪術とは何か?
超自然的・神秘的なもの(神霊・精霊・その他)の力を借りて、望む事柄を起こさせる技術・行為のこと。
『呪術(じゅじゅつ)』という言葉は、英語で言えば【magic(魔法・魔術)】である。
つまり『呪術(じゅじゅつ)』とは、人間の肉体的な力・科学的な力では成しえない事柄に対して、何らかの超自然的・神秘的な力にはたらきかけて望ましい結果を手に入れようとする技術・行為のこと。
意味合いとしては、『魔法』や『霊能力』と似ています。
2.呪術の種類|祈りと呪い
呪術の種類は3種類あり、次のとおり。
▼呪術(magic)の種類
- 祈り(prayer):幸運や願いを成就する呪術
- 呪い(curse):災厄や不幸をもたらす呪術
- 祓い(purification):罪や穢れを新進から取り除く呪術
呪術(magic)とは、超自然的・神秘的なもの(神霊・精霊・その他)に働きかけて、望む事柄を起こさせようとする行為のことであり、
祈り(prayer)・呪い(curse)・祓い(purification)
これらを含めて、すべてが呪術(magic)です。
日本人だと『呪術 = 呪い』と勘違いしそうですが、それは間違い。
呪いはあくまで呪術の1つです。
3.呪術の分類|妖術と邪術
呪術(magic)の分類として、妖術(witchcraft)と邪術(sorcery)があり、次のとおり。
▼呪術の分類|妖術と邪術
- 妖術(wichcraft):体内に持っている生得的なものによる呪術
- 邪術(sorcery):何らかの道具や技術を用いておこなう呪術
※ただし「妖術・邪術」は、どちらも人に危害を加えるもの。
体内に持っている生得的なものを使っておこなう呪術(magic)を妖術(witchcraft)。何らかの道具や技術をもちいておこなう呪術(magic)を邪術(sorcery)と分類します。
日本語では、magic , witchcraft , sorcery のすべてを『魔法』と訳しますが、もともとの英語では微妙に意味が違ってきます。
4.呪術の使い方・具体例とは?
最初に解説したとおり、呪術とは「超自然的・神秘的なもの(神霊・精霊・その他)の力を借りて、望む事柄を起こさようとする技術・行為のこと」です。
具体的には、次のとおり。
▼呪術の使い方・具体例とは?
お祈り・お祓い:
- 神社での合格祈願・家内安全・無病息災 などの祈り
- お寺・神社での『お守り』
- 神社でのお祓い
詩歌(読教による祈り・祓い):
- イスラム教におけるアザーン
- キリスト教における聖歌
- 仏教における読教
- 霊視
- 眼通力(千里眼)
- 霊聴(テレパシー)
- 霊媒(シャーマニズム)
まじない:
- 痛いの痛いの飛んでいけ という呪文
- 天然石に宿る力をもちいる「パワーストーン」
- 緊張したら、手のひらに「人」を書いて飲みこむ
このように、神社仏閣での宗教的な意味でのお祈り・お祓いから『霊能力』まで、超自然的な力により望む事柄を起こさせようとする技術・行為すべてを含んで『呪術(magic)』である。
コックリさんなどの召喚術も、超自然的な力を利用する呪術(magic)の1つです。「南無阿弥陀仏」などの呪文も呪術の1つですね。
呪術とは何か?種類と分類|まとめ
というワケで、このページでは「呪術とは何か?その種類と分類・使い方」について解説してきました。
解説した内容をまとめると、次のとおり。
▼解説した内容のまとめ
- 呪術とは、超自然的な力により望む事柄を起こそうとする技術・行為のこと。英語で言えば「magic」です
- 呪術には、祈り・呪い・祓い の3種類がある
- 呪術には、妖術(witchcraft)と邪術(sorcery)がある
- 神社仏閣でのお祈り・お祓い・お守りなど、呪術は身近にある
以上の内容を解説しました。
『呪術』というと、「呪いの術(?)」という印象がありますが、それは間違い。「祈り・呪い・祓い」の3つを含めて、超自然的な力により望む事柄を起こそうとする技術・行為のすべてを『呪術』と呼びます。
管理人:編集者 玉木
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